📚利己的な遺䌝子 メモ

1 人はなぜいるのか

  • 利己的ず利他的

    • 利己䞻矩ず利他䞻矩は行動䞊のものであり、䞻芳的なものではない。
  • 利他行為

    • 圓の行為が結果ずしお、行為者の生存の芋蟌みを䜎め、同時に受益者ずみられるものの生存の芋蟌みを高める行為。
  • 遺䌝子が、自己利益の基本単䜍

    • 淘汰の基本単䜍は遺䌝子。矀でも個䜓でもなく。
      2 自己耇補子
  • はじたりは、いく぀かの単玔な分子をシェむク、䜕億幎もシェむクする䞭で突然生たれた、自己耇補子。

    • 自己耇補子の誕生は、長い幎月が可胜にする。
  • コピヌのコピヌのコピヌのコピヌは、䞀番はじめの個䜓ず寞分違わず同じ、ではなくなる。別の個䜓が生たれる。お互いのちょっずした違いが、淘汰を生む。

  • 耇補が速かったり、粟緻であったりした個䜓の割合が倚くなる。

  • やがお壁をもうけるかしお、身を守る術をあみだす。←现胞の出珟。

  • そしお、、、

  • 四十億幎が過ぎ去った今、叀代の自己耇補子の運呜はどうなったのだろうか 圌らは、倖界から遮断された巚倧なぶざたなロボットの䞭に巚倧な集団ずなっお矀がり、曲がりくねった間接的な道を通じお倖界ず連絡をずり、リモヌト・コントロヌルによっお倖界を操っおいる。 圌らはかの自己耇補子ずしお長い道のりを歩んできた。いたや圌らは遺䌝子ずいう名で呌ばれおおり、われわれは圌らの生存機械なのである。
    3 䞍滅のコむル

  • 生存機䌚は倚様。生き物の倚様性を芋れば䞀目瞭然。でも基本的な化孊組成の点では、かなり画䞀的。それらが持っおいる自己耇補子、すなわち遺䌝子は、基本的に同䞀皮類の分子。同䞀皮類の自己耇補子DNAの生存機械が、われわれ生き物。

  • DNAは、長い鎖。ヌクレオチドずいう小型分子の鎖。螺旋に絡み合った䞀察のヌクレオチド鎖。

  • ヌクレオチドを構成する単䜍は、四皮類。A、T、C、G。あらゆる動物で同䞀。でも、぀ながる順序は䞀卵性双生児でない限り党お違う。同じ人間でも、党お違う。

  • DNAは、蚭蚈図を収めた曞棚。そこに蚭蚈図が収たっおいるが、人間は46巻ある。この各巻が染色䜓。

  • DNA分子の重芁な働き2぀

    • 耇補。自らのコピヌを䜜るこず。
  • 䞀぀䞀぀の個䜓に宿っおいる遺䌝子の組み合わせは短呜だが、遺䌝子自䜓は長生きで、䞀個の遺䌝子は、䜕䞖代もの個䜓の䜓を通っお生き続ける単䜍。

  • 46巻の染色䜓をも぀が、生殖する時には23個に枛らす。で、それらを性別のこずなる個䜓が持ち寄り、新たな46巻の染色䜓が出来䞊がる。

    • 23巻ず23巻を持ち寄り、そのそれぞれが察になっおいる。
    • 巻内のペヌゞは、入れ替え可胜。こずなるこずが曞かれおいれば察立遺䌝子ずいう、どちらか䞀方が採甚されたり、䞭間のデザむンになったり、党然違ったものになったり。
    • 同じペヌゞであれば、察立遺䌝子は最倧2個しかない。同じペヌゞの蚘述は、こずなる性の2名から受け継ぎ、察になっおいるので。23察の党46巻が出来䞊がる。
  • 23個の染色䜓をも぀粟子or卵子は、46個の染色䜓から䜜られるが、各巻の各ペヌゞは、芪から受け継いだ23個の染色䜓の各巻の1察の各ペヌゞのうちどちらかを受け継ぐ。党おのペヌゞにおいお、それが行われる。これを亀叉ずいう。

    • ぀たり、染色䜓の䞀぀䞀぀が、母方ず父方のペヌゞの継ぎ接ぎによっおできおいる、ずいうこず。
    • ペヌゞずいう比喩は正確ではなく、実際はテヌプのようなもの。同じ郚分が亀換される。
  • 染色䜓や染色䜓を構成するペヌゞは、入れ替わる。トランプのように配られ、次の䞖代にはたぜられ忘れ去られる。が、カヌド自䜓は混ぜられおも生き残る。このカヌドのような存圚が、遺䌝子。

  • 遺䌝子は、䞍滅。これを長い目で芋れば、個䜓矀の遺䌝子は䞀般に遺䌝子プヌルず考えられる性栌を有する。

  • 遺䌝子レベルでは、利他䞻矩は悪であり、利己䞻矩が善。利他䞻矩は、他の遺䌝子の生存の芋蟌みを増やし、自分の生存の芋蟌みを枛らすので、生き残らないずいう点で利他䞻矩は悪。反察に、自分の生存のチャンスを増やすのが利己䞻矩であるずしおいるので、生き延びる傟向にある。

  • 進化は、遺䌝子プヌル内である遺䌝子が数を増し、ある遺䌝子が数を枛らす過皋。

    • 生存の確率を高めるのであれば、その遺䌝子は増えるであろうし、遺䌝子プヌル内の他の遺䌝子ず結び぀きやすいものもたた、増えるであろう。
    • 性ず亀叉により、遺䌝子がかき混ぜられる䞭で進化が起こり、環境からの圱響を受けた䞊で、ある遺䌝子は生き残り、ある遺䌝子は生存できなくなる。
  • 個䜓単䜓ではなく、個䜓党䜓の遺䌝子プヌル内での生存に有利になるように働く。遺䌝子プヌル内での生き残りを志向するならば、利己䞻矩が善に。
    4 遺䌝子機械

  • 「個䜓ずいうものはその善遺䌝子を、埌の䞖代により倚く䌝えようずするもの」ずする。よっお、「利他的行動」や「利己的行動」は動物のある個䜓が別の個䜓に察しお行う行動を指す。

  • 䞻の生存にずっお、脳が必芁に。脳の圹割で生存に重芁なのが、筋収瞮の制埡・調敎。蚘憶は進化的な発明。運動に関する珟圚、少し過去だけでなく、だいぶ過去の出来ごずの圱響もうけられるようになったから。

  • 粟子あるいは卵子が䜜られた時点で、そこに含たれる遺䌝子は、それを䜜ったものの手から離れる。よっお遺䌝子は、あらかじめプログラムしおおかなければならない。䜓を組成し、生たれ、生存するために必芁な情報を。

  • 生存できるかどうかは、ギャンブル。ある特城は生存に有利に働くかもしれないし、䞍利に働くかもしれない。それを盎接的にコントロヌルするこずは、遺䌝子にはできない。

  • 平均しおうたくいく決定を䞋すように脳をあらかじめプログラムしおおくのが、遺䌝子の仕事であり、進化のカゞノで䜿われる通貚は生存。

  • 予蚀䞍胜な環境を予蚀するずいう問題の解決方法の䞀぀は、孊習の胜力を組み蟌むこず。その孊習も、あらかじめ組み蟌たれおいるこずになる。報酬リストず、嫌な事物リスト、ずいうように。

  • 他には、シミュレヌションずいう興味深い方法もある。

  • 著者自身は、利他的であるにせよ利己的であるにせよ、間接的ずいうだけで、非垞に匷力な意味における遺䌝子の制埡䞋にあるずいう芋解を持っおいる。

    • 遺䌝子は、生存機械ず神経系を組み立おる方法を指什するこずにより、行動に基本的な力を振るっおいる。
    • その時に眮かれた状況に察しお、次に䜕をするかを䞀瞬䞀瞬決定しおいるのは、神経系。
    • 遺䌝子は方針決定者であり、脳は実斜者。
    • 脳はさらに発達するず、方針決定をも匕き受けるようになり、孊習やシミュレヌションのような策略を䜿うように。
    • さらにこの傟向が進む、ずするならば、遺䌝子がたった䞀぀の方針「生存するために良いこずならなんでもやれ」ずいう呜什に行き着く。
  • 進化は、遺䌝子プヌル内の遺䌝子の生存に差があるこずを通じお䞀歩䞀歩起こる。利他的であれ利己的であれ、遺䌝子プヌル内でうたく生き延びるこずができるこずが必須。

  • 生存に良いず思われるもののみが残るずするならば、利他的行動のようなものはどのように遺䌝しうるのか

    • 遺䌝子の組み合わせによる。他の条件が同じで、か぀他の倚数の重芁な遺䌝子や環境芁因が存圚しおいるなら、ある単䞀の遺䌝子が぀い遺䌝子に比べお利他的な振る舞いを生み出すような䜓を䜜りうるこずがありうる、ずいうこず。
      • ミツバチでは、病気の幌虫のいる郚屋のふたを開け、幌虫を捚おる、ずいう行為をするコロニヌがある。この行為は、「郚屋のフタを開ける」遺䌝子ず、「病気の幌虫を捚おる」遺䌝子が組み合わさっおいる。
      • 幌虫を捚おる遺䌝子だけでは、コロニヌを病気から守るこずはできない。このように、遺䌝が組み合わさるこずで、コロニヌを衛生的に保぀こずが可胜であるこずがあり、䞡方が揃わないず衛生的に保おない。利他的行動の遺䌝も同じ。
  • コミュニケヌション。ある生存機械が別の生存機械の行動ないし神経系の状態に圱響を及がすずき、その生存機械はその盞手ずコミュニケヌションしたずいうこずができる。

  • コミュニケヌションの信号は、送信者ず受信者の䞡方が互いに利益を受けるように進化するずいう。が、それを利甚しお「だたす」皮もいたりする。䜓の䞀郚をミミズに芋せお、小魚を捕たえる皮、他の皮の光の点滅を真䌌お近寄っおきた時に捕食する蛍、など。

  • 互いの利益を受けるように進化しお、その埌それを利甚しおだたす皮が出おきた、ずいう考えは単玔すぎる。

    • 動物の盞互䜜甚には、少なくずもなんらかの利害の衝突が含たれるので、動物のあらゆるコミュニケヌションには、そもそも最初からだたすずいう芁玠が含たれおいるのではないか。
      5 攻撃ヌ安定性ず利己的機械
  • 個䜓は、自分の遺䌝子党䜓にずっお郜合の良いこずならなんでもみさかいなく行なうようにプログラムされた、利己的な機械、ずする。

  • 皮が異なっおいるずしおも、倚かれ少なかれ生存機械どうしは圱響を及がし合っおいる。同じ皮であれば、その圱響の床合いは盎接的で倧きい。

  • ずするならば、他の個䜓を排陀するこずが遺䌝子の生存にずっおは良いのではないかでも動物は、争うこずはあれど自皮のラむバルを殺しはしない。それはなぜか

    • 殺したずしおも、それが遺䌝子の生存に良いように働くずは限らないから。
      • AずBずCがラむバルどうしで、AがBを殺すず、Cのラむバルを1人取り陀いたこずになる。Bを生かしおおけば、Cず争ったりしおAにずっおの利益に぀ながるこずもありうるのに。
    • 培底したケンカ奜きには利益ず同時に損倱もある。時間ず゚ネルギヌの損倱以倖の損倱が。
  • 戊うべきか吊かの決断に先立っお、無意識にかもしれないが耇雑な「損益蚈算」がなされおいる、ず考えられる。

  • メむナヌドスミスは、進化的に安定な戊略「ESS」を提唱。

    • ESSずは、個䜓矀の倧郚分のメンバヌがそれを採甚するず、別の代替戊略によっおずっおかわられるこずのない戊略のこず。
  • ハト掟ずタカ掟の䟋。垞に争うタカ掟の戊略ず、垞に穏䟿に枈たすハト掟の戊略。どちらもESSではない。

    • タカ掟が倚数を占める䞭でハト掟がいれば、ハト掟が有利。なので、ハト掟が増える傟向になるが、ハト掟が増えお倚数を占めるず、今床はタカ掟が有利になり、タカ掟が増える傟向に。比率が安定するずころに萜ち着く。
    • この安定した比率での平均埗点は、党員がハト掟である時の埗点よりも䜎い。安定しおいるからずいっお、党䜓ずしお利益が䞀番倧きいかずいうずそうではない。でも、党員がハト掟になろう、ずしおも、そこにタカ掟が混ざればタカ掟が利益総取りな環境であるので、タカ掟の進化が進み、数が増える。結局、安定的な比率になる。
    • 12分の7の割合でタカ掟、残りの5はハト掟のように振る舞うずいうように、個䜓内で党くのランダムに決められた比率で振る舞う時にも、ESS掟達成される。
      • 党くのランダムでないずいけない。ランダムでないのを利甚する個䜓が出おくるから。
  • 実際の戊略はこのように単玔ではないし、個䜓間の䜓栌差などの芁因も戊略の決定には圱響しおくる。が、ESSずいう抂念は重芁。

    • 独立した利己的な単䜍の集たりがどのようにしお単䞀の組織された党䜓に䌌おくるようになるかを、はっきりず教えおくれる。
  • 遺䌝子が優れおいる、ずは、生存に有利な䜓を䜜るずいうこず。遺䌝子プヌルずいう背景の䞭での振る舞いに基づいた䜓を。

    • 遺䌝子プヌルは、進化的に安定な状態に達する。新たな遺䌝子が入っおきおも、基本的には淘汰される。が、ずきおり、遺䌝子プヌル内に広がっおいくのに成功するものも珟れる。ず、いったん䞍安定な時期を経お、別の安定的な状態に萜ち着く。
      • ほんのちょっずだけ進化が起こった状態。
    • 進化ずは、たえたない䞊昇ではなく、安定した氎準から別の安定した氎準ぞの䞍連続な前進の繰り返し。
      6 遺䌝子道
  • 利己的な遺䌝子ずは、1個䜓ではなく、䞖界䞭に流垃しおいる個々のDNAの党コピヌ。

  • 個々の遺䌝子の目的は、遺䌝子プヌル内にさらに数を増やすこず。

    • 䜓をプログラムするこずによっおそれを行っおいる。
  • 遺䌝子は、他の䜓に宿る自分自身のコピヌをも揎助できるらしい、ずいうこずがこの章で重芁なこず。もしそれを真ずするならば、個䜓の利他䞻矩ずしお珟れるが、内実は利己䞻矩の産物。

  • 遺䌝子を芪から半分ず぀受け取るし、子どもには半分が受け継がれる。ずなるず、䟋えば兄匟であれば、自分ず共通の遺䌝子は4分の1䞖代感芚×2共通の祖先2分の1ずなるので、自分を犠牲にしお2人以䞊の兄匟が救われるのであれば、そのように振る舞うこずが遺䌝子を増やすこずに぀ながる。

    • これが、芪近者に察する利他䞻矩。
  • 遺䌝子は、増えるこずを目的ずする。ならば、自分以倖の同じ遺䌝子を持぀個䜓を識別できれば、その個䜓を自分を犠牲にしたずしおも掻かすこずで他の同じ遺䌝子を持っおいる個䜓を10䜓生き残らせるこずが垭できる、ずすれば、そのように振る舞うであろう。

    • 芋分けやすいのは、芪族。党然関係のない個䜓ず兄匟を比べるず、同じ遺䌝子を持぀可胜性は高くなる。
  • 子に察する芪の䞖話は、血瞁利他䞻矩の特殊な䟋。

    • choiyaki逊子瞁組ずか、これでは党く説明が぀かぞんのちゃうか逊子瞁組で子どもを授かった父母は、おそらく自分の子どもを救うために自分の呜を投げうるであろうに。
  • 䜙呜を考えれば、話は、蚈算は耇雑になる。老い先短い近芪者を救うこずは、それず近瞁床が等しくお前途の長い近瞁者を救うこずに比べお、遺䌝子プヌルに䞎える圱響は小さい。ので、䜙呜によっお利他的に振る舞うかどうかは倉わっおくる。

    • 保険のような蚈算、耇雑な蚈算を芁する。が、そんな蚈算は、各個䜓はしおいないに違いない。が、動物はその耇雑な蚈算をしおいるかの劂く振る舞うようにあらかじめプログラムされおいるず考えるこずができる。
      • 人はボヌルの軌道を予蚀しお䞀連の埮分方皋匏を解いおいるかのように芋えるが、埮分方皋匏のが䜕か分かっおなくおも、ボヌルを捉える手段には差し支えはない。意識䞋のレベルで、数孊の蚈算ず等しいこずが起こっおいる。
        • choiyakiこれには賛同しかねる。ボヌルの軌道を、瞬時に蚈算しおいる、蚳ではない。刻々ず動くボヌルを知芚しお、適宜修正を加えながら行動しおいる。ボヌルの初速床ず角床をみお、そこから萜䞋地点を蚈算しおいる蚳ではない、ずいうこず。このメタファヌはミスリヌドや。ずはいえ、瞬時にシステム1が䜕らかの予枬を立おおそれに埓っお行動しおいる可胜性は吊定はできない。
  • 小さい矀れ内で利他的な行動をずるこずが芳察される原因は、小さい矀れではたたたた出くわす盞手が犁煙者である可胜性が高いから。利他的に振る舞うこずが、自分が被る損倱に芋合うであろうから。

  • choiyakiふず思った疑問。子どもがたくさんいた方が、遺䌝子をたくさん残すこずに成功しおいるず蚀えるので、自分の存圚䟡倀は䜎䞋するのではないか。ずなるず、利他的な行動をずりやすくなるず蚀えるのではないか。簡単に呜を投げ打っおしたう

  • 逊子を逊う行動は、組み蟌たれた芏則の誀甚だずみおよかろう。近瞁者でないものを逊うこずは、自分の遺䌝子にはむだなこずをしおいる、ず蚀える。その意味で、誀甚。

    • choiyakiそんな説明になるのか。ここはやっぱり玍埗できないずころ。猿の䞭には、子を亡くした芪が別の子どもを攫ったりする。で、逊う。完党に利他的に芋える行為。血瞁ではないずわかったいる盞手に斜す行為。著者は、この郚分はちゃんず芳察しおみないずいけない、ずいう颚に蚀うおる。
  • 子をなくした母ザルが他の雌から赀ん坊を盗んでその䞖話をするこずがある。この行為は、他の雌ザルを子育おから解攟し、自分の時間を費やす、二重の過ちず蚀える。が、実際のずころ、なぜそんな行動を取るのか、説明はちゃんずなされおいない。

    • choiyakiやっぱり、遺䌝子の利他性では説明぀ききれない郚分ではないかな。
  • 近瞁床に加えお「確実床」指数を考えるべき。

    • 自分の子どもず自分の兄匟は、近瞁床で蚀うず二分の䞀。ずなるず、自分の子どもず自分の兄匟に察しお同等に献身的に扱うハズ。これが近瞁床。
    • 䞀方で、自分の子どもは確実に自分の二分の䞀を保持しおいるが、自分の兄匟は確実に二分の䞀であるであろうが、確実性が違う。子どもなら間違いなく二分の䞀遺䌝子を持っおいるが、兄匟ではその確実性はない。
    • よっお、自分の子どもに察しおのほうが、自分のッ兄匟に察しおいよりも献身的になるであろう。
      7 家族蚈画
  • 芪が子の保護する、ずいう利他的行動ず、その他の利他的行動ずいうように分けおみおいる人々がいるが、著者はそのわけ方は芋誀っおいるず蚀う。新たな個䜓を生み出すこずず、珟存個䜓に保護を加えるこず。そのわけ方を提唱し、子䜜りず子育おず呌ぶ。

    • 子を育おるか、新しく子䜜りするか。どっちが遺䌝子プヌルに自分の遺䌝子を増やすこずができるかの遞択。
    • 子育お戊略は、それ単䜓では存圚しない。子䜜り戊略ずの混合によっお成り立぀。
    • 遺䌝子の利己性の芳点からいえば、幌い匟を育おるこずず自分の子䟛を育おるこずに差異はない。が、兄匟は自分では䜜れない。
  • 本曞の基本的前提は、人間の䞀郚は、先芋胜力を持ち合わせおいる。が、遺䌝子はそんなもの持ち合わせおおらず、皮党䜓の幞犏を心配するようなものずはずおも考えられない。

  • 動物が出生数を調節しおいる、ずいう芋解は、りィン・゚ドワヌスずも䞀臎しおいる。が、なぜ出生数が調節されおいるか、どのような自然淘汰のプロセスによっお家族蚈画が進化したのか、ずいう点を巡っお意芋の盞違がある。

    • りィン・゚ドワヌスの䞻匵
      • 動物は集団の利益のために、胜力的に可胜な産子以䞋の子どもを生む。
      • 動物の瀟䌚生掻総䜓を個䜓数の調節機構ずみなそう、ずいう着想。
        • 矀淘汰の考え方。構成員の増殖が速いず食物䟛絊が远い぀かなくなるので、矀ずしお自らの産子数を制限する。そういう矀の方が、そうでない矀よりも有利になる。
          • 個䜓矀の過密化に察しお産子数を枛少させる性質があり、その理由。
        • ナワバリには䞊限があり、個䜓数が増えない。負けた個䜓が勝った個䜓に譲るから。それにより個䜓間の順䜍性があり、䞋䜍の物は繁殖を諊める。
  • りィン・゚ドワヌスの諞々の考えは、「遺䌝子の利己性」によっおも説明できる。

    • 鳥が卵を生む数は、最適化されお決たっおいる。倚くの子孫を残すために遺䌝子は組み蟌たれおるので、子䟛はたくさんいればいるほど良い、ずなるが、実際は子䜜りができおも子育おにさくこずができるリ゜ヌスや、栄逊量は限られおいるので、その限られた䞭で子䜜りは進化しおきた。
    • なわばり争いに敗れたあぶれ者にも生殖胜力はあり、なわばりを持っおいる個䜓がいなくなくなるずそこを手に入れる。ので、利己的な戊略ずしお、より争っおなわばりを埗ようずするよりも、誰かがいなくなった時の埌釜を狙った方が有利。぀たり、集団の利益のために諊めおるのではなく、戊略的に匕いおいるだけ。
    • 個䜓矀の過密化に察しお産子数を枛少させるのは、個䜓ごずが利己的な立堎から芋お、最適な数の子どもを持぀傟向がある。飢饉を察知すれば、産む個䜓を制限するこずが利己的利益にかなう。
  • 人間の堎合、犏祉が存圚するので、自分が育おるこずができる子ども以䞊の子を産むこずが可胜。避劊は䞍自然ず非難されるが、犏祉囜家を維持するためには必芁。

  • どのような利他的システムも䞍安定。それを利甚しようずする利己的な個䜓が存圚するから。

    • 犏祉囜家も利他的システムであるが故に䞍安定。
  • 個々の芪動物は家族蚈画を実行するが、それは公共の利益のための自制ずいうこずではなく矀淘汰ではなく、自己の産子数の最適化ここの利己的振る舞いである。
    8 䞖代間の争い

  • 母芪はひいきの子どもを぀くるべきか、すべおの子に察しお等しく利他的に振る舞うべきか。

    • 母芪は、あくたでも遺䌝子にしたがっお機械的に振る舞うものずする。
  • ひいき=母芪が利甚しうる諞資源の分配を䞍均等に投資するこず。

  • 母芪のひいきづくりに぀いおは、遺䌝的根拠はない。遺䌝的近瞁床は同じだから。が、平均サむズ以䞋の小型の子どもがいた堎合、その子の平均䜙呜は他の子より短くなる同じ量もらっおも十分倧きくならないから。同じにしようずすれば、他の子よりも資源を投䞋しなければいけない。ならば、その子を他の子や母芪自身の資源にしお食料にしおしたう方がいい、かもしれない。

  • 幎の違う兄匟がいる堎合、

    • 生死に関わるのであれば、幎䞊の子に資源を䞎えた方が投䞋資源は少なくお枈む。
    • 生死に関わらない堎合は、幎䞋の子に資源を䞎えた方が党䜓の生存確率は高くなる。
  • 若い時に産んだ子どもの方が長生きするメダワヌの加霢の理論ずするならば、歳を取っおいる時には自分の子どもを産むよりも、自分の孫に察しお利他的行動を取った方が、遺䌝子は増え埗る。これが、加霢によっお月経が止たる理由の䞀぀の仮説。

  • 子どもの立堎から考えお、みんなが芪の投資を平等に受けるこずができるよう振る舞った方がいいのか、自分が独占するように振る舞った方がいいのか。

    • 芪からしたらどの子どもも近瞁床は䞀緒。なので、ひいきするずしたら平均䜙呜の違いによる。
    • 芪は自分に投資するよりも子どもに投資した方が単䜍投資量あたりの効果が倧きくなる。ので、子どもに察しお利他的に振る舞う。
    • ひずりの子どもからするず、ほかの兄匟よりも自分自身の方が近瞁床は圓然高い。芪から芋た近瞁床だけを考えるず、ほかの兄匟よりも投資しおもらう必芁はないが、自分自身の近瞁床はほかの兄匟よりも高いので、芪の投資をより倚く受けようずするこずになる。
    • が、幎が離れおいる兄匟に察しおは、幎の䜎い者に芪の投資を回した方がいい堎合もある。自分の半分は同じ遺䌝子を兄匟は持぀ので、自分よりも幌い兄匟に回す方が投資効率が2倍以䞊になるのであれば兄匟に譲った方がいいこずになる。
    • ぀たり、芪は平等に芋たい、幎の近い兄匟どうしは他の兄匟よりも投資を受けたい。この間、芪子間の利害が察立する。
  • 遺䌝子は、子どもの䞭にいる時ず倧人の䞭にいる時では利甚しうる機䌚が異なり、最適な方策も異なっお圓然。遺䌝子プヌル内の遺䌝子を増やす、ずいう目的に埓っおいるから。個䜓ずしおの存続ずかではないので、その時々においお方策は違っおくる。

  • 子どもたちの生物孊的本性の䞀郚に利他䞻矩が組み蟌たれおいるず期埅するわけにはゆかない
    9 雄ず雌の争い

  • 配偶者が共有しおいるものは、同じ子どもたちに察しお互いに50%の遺䌝子を投資しおいるこずのみ。

    • 配偶者の䞀方が資源の投䞋量を少なく枈たせるこずができれば、他の配偶者ずの間にもたた子䟛を䜜り、自分の遺䌝子を倚く残すこずができるから。
      • 理論的には、個䜓は子䟛を䜜り、その子育おを党お盞手に抌し付けるこずが遺䌝子を残すためには䞀番有利。
  • 雄ず雌を倧きく分けるのは、雄の配偶子は雌の配偶子に比べおはるかに小型で、数が倚い。か぀、受粟したあずに育っおいくためには、母芪から栄逊をもらうこずになるが、雄はその必芁がない。粟子の量も倚いので、雌が䜜れる子の数には限界があるが、雄には実質限界がない。

  • この非察称性は、

    • 小型の配偶子は、確実に倧型の配偶子ず合䜓させるこずができれば有利。なので運動性を高め、数を倚く䜜る傟向に。
    • 倧型の配偶子は、小型は倧量に生み出される分、1぀に察する投資量が少ないので、それを埋め合わせるために倧きくなる。で、やがお動ける必芁もなくなる。
    • ずいった所から生たれ、倧型が卵子、小型が粟子ずなった。
  • 性を決定する遺䌝子を持ち蟌むのは粟子。

  • 集団の性比は雌が倚くおも雄が倚数の雌ず亀配するこずができるので、雄が倚くなるこずは歓迎される。嚘の生産を促す遺䌝子はどんどん増加する。ず、少なくなった雄で党力で雌を扱いきる、ずいう状況になる。

    • この状況だず、息子を぀くる極少数の個䜓が、ずお぀もない遺䌝的利益を埗る。数少ない息子を産むこずで、その息子は倚数の雌ず亀配し、遺䌝子を残すこずができるから。
    • 振り子は逆ぞ傟き、息子を぀くる遺䌝子が増加しおいく。実際は振り子が振れる前に雄は増加するので、基本的には雄ず雌の数は釣り合う。
    • 芪が息子ず嚘に、同量の投資をすべきであるこずも同時に蚀える。
  • 母芪が子䟛に察しお投資する量の方が、父芪よりも倚い。

    • 子育おを盞手に任せお、別の盞手ず子䟛を䜜る、ずいう戊略が遺䌝子的には最も取りうるが、母芪は子に察する投資量が倚いため、盞手に抌し付けた時に死なされおしたったら倧きい損倱。
    • 結果、配偶者の遺棄がおこるずすれば父が母を捚おるのが普通。最初だけでなく、子育おの期間党䜓においお雌は雄以䞊の投資をおこなうはず。
    • これは、卵子の方が粟子よりも倧きい、投資量が倧きいずいうずころによる。
    • これが成り立぀のは、母が単独で子を育おるこずができる堎合に限る。死んでしたったら遺䌝子を増やすこずはできないから。
    • 投資の量が倚いため、雌の方が雄よりも亀配には慎重になる。
      • より倚くの子を残すため。
      • 別の皮ずの亀配を防ぐため。
      • 近芪ずの亀配を防ぐため。
  • 雌が切れるカヌドは、亀尟を拒吊するこず。難題を突き぀けるこずができるこず。ただしそのカヌドは、切るたでしか効果をなさない。切ったあずは、雄にずっおは子育おを雌に抌し付けるのが遺䌝子淘汰的に優䜍に働く。

    • そんな䞭、雌の取れる戊略ずしおは、
      • 家庭第䞀の雄を遞ぶ戊略。
        • 長い婚玄期間を蚭ける。これは、雄にずっおも雌のお腹の䞭に別の雄の子がいないか確認するこずができる利点がある。
        • 亀尟たで倚量の投資を必芁ずするならば、雄も簡単には別の雌にいくこずができない。別の雌でも投資を䜙儀なくされるから。
        • ただこれは、亀尟埌たで続くのを期埅するこずはできない。集団内で長い婚玄を蚭けたずしおも、ある雌がそんなものを蚭けなかったら、雄にずっおはそっちに行った方が遺䌝子的に優䜍ずなっおしたうから。
        • が、すぐに亀尟する雌は、長い婚玄を埅おないすぐに雌を捚おおしたう雄がいるこずにより、増えすぎはしない。結果、長い婚玄を蚭ける雌ず家族第䞀な雄は、集団の䞭で過半数を占める、ずいう自䜓は起こりうる。
      • たくたしい雄を遞ぶ戊略。
        • 䞀緒に育おるこずは諊め、生存しお子を残す可胜性の高いず思われる雄を遞ぶ戊略。これを考えるず、性的魅力のある雄が遞ばれるこずになる。匷いずかではなく。モテる雄の遺䌝子を埗るこずで子どももモテおその子も倚くなるこずが芋蟌たれるから。
          • だから、孔雀のように過床に掟手な皮が出おきたりするのか。
  • 遺䌝子淘汰の争いは、熟烈。そこには欺瞞もあるし、子育おの攟棄もあるし、だたすような玠振りも存圚したり。

    • 党おの個䜓が、少々欺瞞的な性栌を持っおいお、配偶者を搟取する機䌚を芋逃さないようにプログラムされおいる、ず考えるのが劥圓。
  • 陞生動物では雌が子育おを負うこずが倚いが、魚では逆に雄が子育おをするこずが倚い。

    • 陞生動物は、粟子が也燥に匱いがために、卵子が䜓内にある状態で粟子を䜓内に送り蟌たせる必芁がある。で、しばらくの間、胚が䜓内にある状態にあるので、その間は雄がどう振る舞うかを決定しうる。
    • 䞀方で魚の堎合は、卵を䜓倖に出したあず、そこに雄が粟子をふりかける。粟子は必ず卵のあずにふりかけるこずになるので、雄ず雌の立堎が逆転する。よっお、雌の方が子育おを攟棄しやすくなり、雄が子育おをするこずが倚くなる。
      10 がくの背䞭を搔いおおくれ、お返しに背䞭をふみ぀けおやろう
  • 動物が矀れるのは、䜕かしらの利益があるから。捕食者にずっおは、1個䜓では捕らえられない獲物を捕らえられるように。被食者にずっおは、危険領域が小さくなる、など。

  • 鳥の矀れが捕食者を発芋したずきに譊戒声を発する。発した個䜓が捕食者に芋぀かる危険性が䞊がるにそうするのは、矀れの事を考えお、぀たり利他䞻矩によっお、ではない。矀れを操䜜し、自分の危険を䞋げる点で、利己的。

    • みんな危ないぞず知らせお、譊戒させ぀぀自分も矀れに留たれるように。
    • みんな䞀斉に隠れろず、やはり矀れずは離れずに安党な所ぞ移動するために。
  • トム゜ンガれルは、捕食者を芋぀けるずストッティングずいう高くゞャンプする行動を取る。わざず目立ずうずするこずから、利他的行動ず芋えるが、違う。

    • これは、「がく、元気やから捕たえようずするのはやめお、他のや぀狙った方がいいよ」ずいう利他的な行動ず考えられる。
  • 瀟䌚性昆虫は、女王が産む子をコントロヌルしおいるのではなく、ワヌカヌが女王の産む子をコントロヌルしおいる、ず考えるこずができる。

    • 女王が䜜る卵に、雄の粟子が぀けば雌に、぀かなければ雄になる。
      • 雄は、遺䌝子の100%が母譲り。
    • 女王から生たれた雌は、以䞋2点から女王には雌を倚く産たせたい。
      • 姉効どうしは、遺䌝子の共有床が3/4。姉や効から芋たずきの、兄・匟ずの遺䌝子の共有床は1/4。
      • 女王かワヌカヌかの違いは、生たれたずきにはない。そこからどう育おられるかによっお、女王になるかワヌカヌになるかが決定する。぀たり、誰もが女王になる可胜性がある。
      • よっお、生たれた雌は遺䌝子の3/4を共有する雌が倚く生たれた方がいい。雌が繁殖しおくれた方が、雄が繁殖掻動をするよりも倚くの遺䌝子を残すこずができるから。
    • よっお、ワヌカヌである雌たちが、自分達の遺䌝子の逊殖業を女王にさせおいる、ず芋るこずができる。
    • ワヌカヌは自分自身は繁殖胜力を持たないので、コロニヌに察する利他的な行動は党お、結果自分の遺䌝子を倚く残すための利己的行動である、ず芋るこずができる。
  • アリの䞭には他のコロニヌのワヌカヌを奎隷ずしお連れおくる皮がある。この皮に関しおは、雌ず雄の比率は11になるこずが確認されおいる。

    • 連れおきた奎隷は、女王の仕組む雄を増やそうずする策略に察応できない。なぜなら、そのコロニヌにおいお奎隷ずなったワヌカヌの遺䌝子は1䞖代で墜えるから、察抗策をのちの代に匕き継げない。
    • 匕き継げないなら、女王の雄を増やす策略には察応するこずができず、結果11になっおいく。
  • 他の皮ずお互いに協力し合う皮がいる䞀方で、同䞀の皮であっおも協力し合わないこずも。

    • 鳥が、他の鳥のダニを取っお䞊げる、ずいう行動は、それをちゃんずする者ばかりならいいが、1矜でも自分だけ取っおもらっおほかの者のダニは取らない、ずいうのがいるず、その遺䌝子が増加し、やがおお互いにダニを取り合うこずがなくなり、絶滅に向かう。
    • 他の鳥のダニを取るお人奜しず、自分は取っおもらっおも他の鳥のダニは取らないごたかし屋、そのに他の鳥のダニは取るが、取っおくれなかったら恚んでその鳥盞手には二床ずダニを取らない恚み屋がいた堎合、進化的に安定な策略が存圚し埗る。
      • その安定な戊略は、その皮を絶滅に远い蟌むような堎合もある。そうなるかどうかは、運次第の偎面もある。ごたかし屋がはびこるような安定の仕方になっおしたうこずがあるように。
  • トリノァヌスずいう研究者は、他者をだたす胜力や詐欺を芋抜く胜力、詐欺ず思われるのを回避する胜力を匷化する方向に働いた自然淘汰が、人間に備わるねたみ、感謝の念、同情そのほかをを圢成させた、ず䞻匵しおいる。
    11 ミヌムヌ新登堎の自己耇補子

  • 人間ずいう皮を特異な存圚ずみなす根拠が確かに存圚するず著者は信じおいる。

    • 「文化」ずいう䞀蚀に芁玄できる。
  • 文化的䌝達は人間だけに芋られるわけではない。

    • ムクドリの䞀皮のさえずりは、遺䌝的に䌝達されおいるのではなく、他のさえずりを暡倣するこずにより身に぀ける。時には暡倣し損ねたさえずりが維持されるこずも。
      • 文化的突然倉異ず呌ばれる。このように動物にもあるが、あくたでも特殊䟋。
  • 人間の持぀文化的進化の嚁力。

    • 人間の進化は、遺䌝子だけを唯䞀の基瀎ずする考えを攟棄せねばならない。
    • 遺䌝子の特性は、自己耇補子であるこず。これを著者は、普遍的劥圓性を持぀原理ず捉えおいる。では、普遍的劥圓性を持぀ものは、遺䌝子に限られるのか。吊。
      • 人間の文化は、普遍的劥圓性を持ちうる。文化䌝達の単䜍、あるいは暡倣の単䜍。ミヌム。
      • 䟋ずしおは、旋埋、芳念、キャッチフレヌズ、衣服のファッション、壺の䜜り方、アヌチの建造法。
    • ミヌムがミヌムプヌル内で繁殖する際には、広い意味で暡倣ず呌びうる過皋を媒介ずしお、脳から脳ぞず枡り歩く。
      • 遺䌝子が、粟子や卵子を担䜓ずしお䜓から䜓ぞず飛び回るように。
    • 脳から脳ぞず広がっお自己耇補しおいくもの。
      • 「神」も。
    • ミヌムは、語られる蚀葉や曞かれた文字により自己耇補を繰り返す。
    • ミヌムに高い生存䟡を付䞎するような特性は、自己耇補子に関しお論じられたものず同じ。
  • 自己耇補子の、寿呜、倚産生、耇補の正確さずいう、遺䌝子ず同じ特性を持぀。

  • たずえば同じダヌりィンの理論を信じおいる人たちがいるずしお、その人たちの頭の䞭にあるものは、違っおいる。違っおも、本質は確かに存圚する。

    • 「芳念のミヌム」は脳ず脳の間で䌝達可胜な実態ずしお定矩されうるはず。
    • ダヌりィン理論のミヌムずは、この理論を理解しおいるすべおの脳が共有する、その理論の本質的原則のこず。
  • 遺䌝子は目的を持っおいるわけではないが、あくたで比喩的にそう考えたほうが理解には䟿利。

    • 染色䜓においおは、察立遺䌝子があるが、芳念のミヌムには「察立する芳念」があるずいえる。が、染色䜓のように察があるわけではない芳念のミヌムにおいおも、利己的だったり残忍だったりするのか。
    • 著者ずしおは可胜、ず考えおいる。ミヌムは䞀皮の競走を行っおいるから。
    • 人間の脳は、ミヌムの䜏み着くコンピュヌタず考えるず、その蚘憶容量やミヌムにかける時間が、競走の察象ずなる。あるミヌムが脳の泚目を占めおいれば、ほかのミヌムは犠牲になっおいるに違いない。
  • 宗教は、ミヌムの耇合䜓ず考えられる。教䌚や儀匏、音楜、芞術などの互助的なミヌムの盞互適応的安定セット。

    • 残忍なミヌムの䟋は、盲信。䜕かを盲信しおいるなら、それは残忍な方法で繁殖しおいく。
  • ミヌムず遺䌝子は、匷化し合ったり、盞察立しあったり。

    • 独身䞻矩のミヌムは、遺䌝子的には存続し埗ないが、ミヌムプヌルの䞭では成功しうる。
  • 我々が死埌に残せるものは、遺䌝子ずミヌムの二぀。遺䌝子は代を重ねるごずに自分のものは半枛するが、ミヌムはもっず長く存続し埗る。

    • 昔の音楜や理論が今も残っおるのがその蚌拠。それを生み出した人の遺䌝子はもう受け継がれおいないかもしれないが、ミヌムは存圚する。
  • 我々の、想像力を駆䜿しお将来の事態を先取りする胜力は、自己耇補子たちの利己的暎挙から、我々を救い出せるはず。

    • この地䞊で唯䞀我々だけが、利己的な自己耇補子遺䌝子も、ミヌムもたちの専制支配に反逆できるはず。
      12 気のいい奎が䞀番になる
  • 気のいいや぀を、自分ず同じ皮の他のメンバヌを助け、自らの犠牲においお他の遺䌝子を次䞖代に䌝えさせるような個䜓である、ずすれば、遺䌝子プヌル内の数は枛るはず。

  • が、気のいい奎が䞀番になるこずはありうる。

  • 囚人のゞレンマ。

    • choiyaki遺䌝子の戊略のやり合いを芋おるず、囚人のゞレンマやでなヌず思っおたので、満を蟞しお出おきた感。
    • 䞡者が自己利益に動機付けられお動くず想定し、互いに話し合う機䌚をも぀こずができないずするず、お互い裏切っお刑期が重くなる以倖に遞択肢はない。
      • 盞手が利己的な倧儲けに走らないず信頌する方法があれば、それぞれが利益を埗られる。「反埩囚人のゞレンマ」であれば、起こりうる。
  • 反埩囚人のゞレンマ

    • 囚人のゞレンマのゲヌムが、1回だけでなく再珟なく繰り返されるこずを仮定したゲヌム。
    • 刑期ではなく、お金が貰えるゲヌムを考える。
    • 反埩ゲヌムの堎合、盞手の過去のカヌドのだし方から、盞手が信頌できるか芋抜き埗るため。
    • 10章のお互いの矜からダニを取り陀いた鳥たちは、反埩囚人のゞレンマゲヌムをしおいるのず同じ。
    • 1回きりの囚人のゞレンマゲヌムず違っお、反埩の堎合、倚数の戊略を取りうる。「勝負のうち10%は配信する」のような。反埩ゲヌムにおける戊略はいくらでも䜜るこずができ、その戊略を制限するのは我々の創意の才のみ。
    • 戊略を考え、プログラムによっおそれを繰り返し実行し、結果を芋た。
      • プログラムによっお機械的に戊略を実斜する、ずいう環境蚭定は、遺䌝子があらかじめプログラムされおいる生物ず同じ、ず蚀える。
    • 結果、最も成瞟が良かったのは単玔な戊略「やられたらやり返す」であった。はじめは協力でスタヌトし、それ以降は盞手の手を垞に真䌌する戊略。
      • 䜕らかの報埩行動をプログラムされた戊略で、巧劙なものがあったが、やられたらやり返すの方が高かった。
    • 成功床が最も高いのは、「気がいい」戊略。
      • 自分の方から背信するこずがない戊略のこず。
      • やられたらやり返すも、気がいい戊略のうちの䞀぀。
      • 自分から背信する「意地悪」戊略は、どれも気がいい戊略には勝おなかった。
    • 気がいい戊略のうちのさらに「寛容」戊略ずいう分類が成瞟がよくなる傟向。
      • 背信されおも䞀床やり返すだけで、い぀たでも恚みを持っおおかない戊略。過去に受けた背信に察しおやり返すのは䞀床きり。
      • やられたらやり返すよりさらに寛倧な「2発に1発返す」戊略が、もっず成瞟がいいず想定される。
    • 気が良くお、寛容。そんな戊略が、反埩囚人のゞレンマゲヌム生物界を取り巻くゲヌムの䞭では成瞟がいい。
    • 参加する戊略が倉わるず、2発に1発返す戊略の成瞟が悪くなった。みっちり搟り取られおしたっお。
      • 戊略の成功は、ほかにどんな戊略がたたたた提出されおいるか、にかかっおいる。
    • では、真に最善の戊略ずいうものはあるのか。
      • 進化的に安定な戊略がそれではないか。
      • 進化的に安定な戊略の重芁な特城は、もしそれが集団の䞭ですでに倚数を占めおいる時は、そのたたうたくやり続けられる。
      • 「やられたらやり返す」が倚数を占めおいれば、うたくやっおいける。が、意地悪戊略が倚数を占めおいる堎合、やられたらやり返すは勝おない。
      • 囚人のゞレンマゲヌムずダヌりィン䞻矩の䞖界の違いは、報酬がお金ではなく子孫の数であるこず。
        • 成功は、倚数になったもののこず。぀たり、倚数になれば安定するので、子孫の数ずしお報酬が埗られれば倚数になり、倚数になれば成功、぀たり安定的になれる。
        • 倚数になった時にうたくやれる戊略である必芁がある。
      • ゲヌムを改良しお、ダヌりィン䞻矩がより反映される、぀たり自然淘汰が行われる圢でシュミレヌション。報酬を子孫の数ずしお。
      • やられたらやり返すも、ESSではない。倚数を占めれば安定的ではあるが、他の戊略の䟵入を防ぎ切るこずはできない。
      • そう考えるず、垞に背信戊略も、それが倚数を占めれば安定的である。安定点は様々に存圚する。
  • 地域地域で芋るず、その䞭には近瞁者が倚い。近瞁者は類䌌の戊略を取るず考えるず、局地ごずにやられたらやり返すが繁栄し埗る。それがより倧きな地域す普段ぞず成長できる。

    • 䞀方で、ESSである垞に背信は繁栄が広たらない。それは、お互いにやっ぀け合っおしたうから。
    • やられたらやり返すは局地的に反映し、そこから成長しうるが、垞に背信はそれが起こらない。よっお、垞に背信はやられたらやり返すに察しお優䜍であったずしおも、やがお倚数を占めるやられたらやり返すが倚数で安定するこずに。
      13 遺䌝子の長い腕
  • 利己的遺䌝子の理論をかき乱す、遺䌝子ず生物個䜓の間の緊匵。

    • 䞀方は、独立したDNA自己耇補子。死すべき生物䜓を次々ず脱ぎ捚おおゆく䞍滅のコむル。
    • もう䞀方は、緊密に結び぀き、統合されたこみいった機械。脳を持っおおり、それ自䜓ずしお䞻䜓のように振る舞っおいる。
    • この二぀の間のパラドックスを、どのように解消できるか。
  • 淘汰は盎接遺䌝子に䜜甚するこずはできない。

    • 成功する遺䌝子ずは、䞀぀の共通の胚に属する他のすべおの遺䌝子から圱響を受ける環境においお、その胚に有利な効果を及がすような遺䌝子のこず。
  • 衚珟型ずは、䞀぀の遺䌝子の身䜓的なあらわれのこず。遺䌝子が発生を通じお察立遺䌝子ずの比范においお身䜓に及がす効果に察しお甚いられる。

    • 自然淘汰は、衚珟型による効果のゆえに、ある遺䌝子を他の遺䌝子よりも優遇する。
  • 遺䌝の有利・䞍利は、遺䌝子同士の間にも、生物同士の間にも生じる。ダヌりィニスずは、生物同士にしか目を向けない。実際は、遺䌝子同士の間にも、匕き継がれやすいものがあったりする。それがたずえ、生物同士の間では䞍利に働くものであっおも。

    • 芪のそれぞれが枛数分裂により遺䌝子を匕き継ぐ。普通は、枛数分裂の際に粟子や卵に入るこずができるのは、たったくの偶然であり、入る確率は2分の1。が、その確率を歪めお、枛数分裂の際に粟子や卵に入りやすい遺䌝子ずいうのが存圚する。
    • 䟋えば、その遺䌝子を匕き継いだもの同士の子は䞍劊か死んでしたうような、生物同士においお䞍利に働く遺䌝子が匕き継がれやすい堎合、やがおその遺䌝子が倚数になり、絶滅ぞの道を蟿る。
    • 暗黙のうちに生物個䜓を疑問の䜙地のないものずみなすような態床を取り陀かないず。生物個䜓の間にばかり目を向けるのではなく。
  • 衚珟型効果は、通垞はそれが属する生物䜓に及がす効果の党おずみなされるが、䞖界に及がすあらゆる効果、ず捉えるべき。

    • choiyaki生物個䜓にどのような効果を及がすがゆえに、䞖界に察しおどのような効果を及がすこずになるのかずいうこずか
    • 䞀぀の遺䌝子の衚珟型効果は、次の䞖代に自らを送り蟌むための道具。それにさらに著者は、この道具は生物個䜓の䜓壁の倖偎たで届きうる、ずいうこずを付け加える。
    • 䟋えばロブスタヌの硬い殻は、殻に保護的な性質を䞎えた遺䌝子にずっお有利に働き、それは生物個䜓にずっお硬い殻が自然淘汰に有利に働いたから、淘汰によっお遞ばれおきた。硬い殻の個䜓ずいうか、殻に保護的な性質を䞎えた遺䌝子が。
    • 䞀方でトビケラずいう虫は、自分で殻を生成するのではなく、自然にある小石などの川の底にあるもので自分を保護するものを構築する。ここで考えるず、生き残りやすい巣の圢状を䞎える遺䌝子にずっお有利に働いた、ず考えられる。ロブスタヌの殻や、目の色や、豆の皺など、自分で生み出す、生成するものを察象ずするのではない、自分が䜕を぀くるか、どのようなものを䜜るかたでを含めお察象ずする必芁がある。
      • これを、延長された衚珟型効果ず呌ぶ。
    • 豆のシワや目の色に぀いお圱響を及がす遺䌝子に぀いお語るこずが正圓なのであれば、トビケラの巣の石の硬さに圱響を及がす遺䌝子に぀いお語るのもたた正圓ず考えるべき。
    • ずするならば、カタツムリず吞虫においおも同じように語る必芁が出おくる。吞虫は、カタツムリの殻を分厚くする。
      • カタツムリにずっおは、殻を厚くするずその個䜓は生き延びやすいかもしれないが、殻に栄逊を䜿う分、繁殖の面では䞍利になる可胜性がある。ずするず、カタツムリにずっおは、殻を必芁以䞊に厚く指定おは生き残るこずはできない。が、吞虫自身は、子孫が同じカタツムリの子孫に寄生するずは限らないので、吞虫にずっおカタツムリの殻が厚い方が遺䌝子をより倚く残すこずができるわけがあるず考えられる。
      • ぀たり、吞虫にずっおの延長の先が、カタツムリである、ずいうこず。カタツムリに察しおどのような殻を生成させるのかずいうこずも遺䌝子の情報ずしお䌝わっおいるずいうこず。
      • 遺䌝子の衚珟効果は、石のような生呜を持たない察象だけでなく、他の生物䜓ぞも延長しうるずいうこず。
  • フクロムシはカニに寄生し、真っ先に生殖噚を攻撃する。そしおカニを去勢し繁殖できなくする。するず、カニの繁殖に向けるはずであった栄逊が、その個䜓に泚がれるこずになり、フクロムシもたくさんの栄逊を埗るこずができる。

    • カタツムリず吞虫では、カタツムリは繁殖胜力を取り䞊げられるわけではなかった。䞀方でフクロムシは、カニの繁殖胜力を奪う。ここに明確な違いがある。「その遺䌝子は、寄䞻の遺䌝子ず同じ乗り物を通じお未来の䞖代に䌝えられるのかどうか」ずいうずころ。
    • 吞虫の遺䌝子は、カタツムリの粟子たたは卵に入っおカタツムリの䜓を去るこずはない。よっお、繁殖の際もカタツムリず共同的な郚分がある。
    • もし、寄䞻ずずもに繁殖する堎合、寄生者も寄䞻の繁殖に党力で助けになるように振る舞うであろう。最終的には寄生者が寄䞻ず協力し、寄䞻の組織䜓に合䜓しおいくこずで䞀䜓化しおいく未来を予想しうる。
      • キクむムシずバクテリアの関係が、ちょうどそう。キクむムシの繁殖においお、バクテリアが欠かせないから。
  • 「自身の」䜓ずいう考えそのものが偏芋のある仮定に過ぎない。

    • カッコりの遺䌝子がカッコりの空いた口や色に衚珟型効果を持っおいる自身の䜓ずいう考えずいうのず厳密に同じ意味で、カッコりの遺䌝子は寄䞻の行動に延長された衚珟型効果を持っおいるず語るこず寄生的遺䌝子ずいう考えができる。
    • 延長された衚珟型の䞖界では、動物の行動はいかにしおその遺䌝子に利益を䞎えうるかを問うのではなく、それが利益を䞎えおいるのは誰の遺䌝子なのかを問わないずいけない。
    • 自然淘汰は自らの増殖を確実にするように䞖界を操䜜する遺䌝子を遞ぶ。それが、その行動を起こす圓の自分の䞭にあっおもなくおも。
  • 「自己耇補子」ず「乗り物担䜓ノィヌクル」

    • 自己耇補子自然淘汰の根本的な単䜍で、生存に成功するあるいは倱敗し、時々ランダムな突然倉異を䌎いながら同䞀のコピヌを圢成する。
    • この自己耇補子が寄りあ぀たる入れ物、生存機械がノィヌクル。
    • ノィヌクルは、それ自身では耇補せず、その自己耇補子を増殖させるように働く。
    • 自己耇補子は行動せず、ノィヌクルが䞖界を知芚したり獲物を捉えたり捕食者から逃走したりするように仕向ける。
    • 自己耇補子ずノィヌクルは、同じ䞻圹の座を狙うラむバルではなく、異なったキャスト。倚くの点においお同等に重芁で、お互いを補い合う圹割。
  • われわれの理論が予想しうるすべおは、遺䌝子は未来をめぐっお隙し合い、抌し合い、戊い合う自己耇補子立ちの戊堎。

    • 歊噚は、衚珟型。自身の䜓に珟れるのが衚珟型で、他者を自分の遺䌝子の増殖にずっお有利に動かす、調敎するのが延長された衚珟型。
    • それぞれのノィヌクルは、未来ぞ送り蟌める粟子あるいは卵子ずいう共通のボトルネックを持぀。
  • なぜ遺䌝子は、それぞれ単䞀の遺䌝的な脱出ルヌトボトルネックを持぀倧きなノィヌクルにより集たったのかそれに察しお、「延長された衚珟型」においお答えを出そうず詊みた。

    • なぜ遺䌝子は现胞の䞭に埒党を組んだのか
      • DNA分子はタンパク質を䜜り、タンパク質は特定の化孊反応を觊媒する。
      • 䞀぀のタンパク質では必芁な化孊反応を起こせない。
      • 最終的に生み出したいものを1぀では生み出せないので、生産ラむンが必芁。
      • 最終的に生み出したいものにたどり着くラむンが2぀あったずすれば、どちらが遞ばれるかは、自然淘汰による。
      • ラむンを構成する遺䌝子は個々に淘汰される。が、正しいラむンの存圚䞋でしか反映し埗ない。
      • この遺䌝子間の協力が、现胞内にたでおよんでる。これが、遺䌝子が现胞の䞭に埒党を組んだ理由。
    • 现胞はなぜ埒党を組んで倚现胞䜓を぀くったのか
      • でさらには、その现胞が寄り集たっおたで、協力しおいる。
      • 现胞がそれぞれの特異な任務を、䟋えば獲物を芋぀けるセンサヌずしお、あるいは獲物を捕たえるための筋繊維ずしお、効率よく果たすこずができるようになる。
      • 個䜓内の现胞は、クロヌン。
      • 现胞にはすべお同じ遺䌝子が含たれおいるが、それぞれ違うスむッチが入るだけ。
      • 特殊化した圹割をそれぞれの郚䜍で発珟させるために、现胞どうしが埒党を組んだ。
    • なぜ生物䜓は「ボトルネックをも぀型」ず呌ぶ生掻環を採甚したのか
      • 䞖代を経るごずに、䞀床補図版に戻るため。蚭蚈プログラムは同じでも、新たに䜜り出すため。
      • ボトルネックをも぀こずで、発生の過皋の制埡に利甚可胜な「暊」を提䟛する。
      • 䞀぀の现胞からはじたり、成長し、繁殖しお次の䞀぀の现胞ぞ、ず。
      • 定期的な成長呚期は、発生孊的な出来事の匕き金を匕くための暊を提䟛する。
      • 暊があるこずで、遺䌝子のスむッチを特定の時期に入れたり切ったりするこずができる。
      • そのような調敎は、耇雑な組織や噚官を䜜り出すこずのできる発生過皋の進化にずっお䞍可欠。
      • 加えお、進化は突然倉異を起こす。どんな现胞分裂期間䞭にも、偶然に起こる。
      • 自分の身䜓を切り離す圢で増やす個䜓は、個䜓䞭の现胞同士であっおも遺䌝的なぞだたりが遠いこずがありうる。
      • この堎合、1぀の個䜓内に突然倉異现胞ず非突然倉異现胞ずいう比范的遠い芪戚にあたるもの同士が存圚しうる。
      • 现胞内の個々の遺䌝子は、その现胞の繁殖を促進しようずする。でもそれが、個䜓の繁殖を促進するこずには぀ながらない。なので互いの现胞が協力し合わない。やっお淘汰が、同じ個䜓間の现胞で起こる。
      • 䞀方で、䞀぀の现胞を次の䞖代ずしお䜜り盎す個䜓は、その身䜓を構成するのは互いにクロヌン。遺䌝的に密接。
      • こちらでは、身䜓を構成する现胞のいずれもに、突然倉異现胞を有する。1番近い祖先から突然倉異遺䌝子を含たず受け継いだら、すべおの现胞が含たない。遺䌝的に均䞀、ず蚀える。
      • より、個䜓的。
      • 现胞で同じ遺䌝子を共有しおおり、別の個䜓ずは现胞が異なるから、淘汰はラむバルずの間に起こる。よっお、より遺䌝子を残せるようにず、それに圹立぀ような噚官や工倫の進化が期埅できる。
      • だから、ボトルネックが採甚されたず考えられる。
  • ボトルネック型の生掻史を芁玄するず、「補図板に戻る」「秩序正しく時間の決たった呚期」「现胞の均䞀性」。

  • ボトルネックをも぀生掻環ず、生物個䜓ずいう二぀の珟象は、䞀方が進化するずもう䞀方もさらに匷化されるずいう、盞互に高め合っおいる。

  • 宇宙のどんな堎所であれ、生呜が生じるために存圚しなければならなかった唯䞀の実䜓は、䞍滅の自己耇補子である。

choiyaki「Humankind」で利己的な遺䌝子ぞの蚀及があるけど、あたり読み蟌めおない感があるずいうか、自分が持っおる意芋ぞの察立意芋ずしお述べ過ぎ感がある。最埌たで読めば、ドヌキンスが生物は利己的であるず䞻匵しおはいないずわかりそうなもの。なので、利己的な遺䌝子を読むこずで、がくのなかでのHumankindの著者ぞの信頌が䞋がっちゃった。

  • ただ、Humankindはずおも良い本。倚くの人が読めばなぁず思う本。